Googleドキュメント投稿記事のリンクと参考文献リストの書き方ガイド(mamoth by chrome)

Googleドキュメント投稿記事のリンクと参考文献リストの書き方ガイド

概要

Googleドキュメントで記事を執筆する際に参考文献を示す手順を説明します。文中のテキストにリンクを設定する方法と,文献リストを最後に付け加える方法を説明します。どちらも記事の信頼度をアップし,ひいてはページビューを向上することにつながりますので,積極的に設定することをおすすめします。

文中でテキストにリンクを設定する方法

ショートカットキーを使ったリンクの設定方法

  1. リンクにしたい文字列をマウスでドラッグして選択します。
  2. Ctrl + K を押すとリンク挿入ウィンドウが開きます。
  3. リンク先URLを貼り付けて「保存(または適用)」をクリックします。

例題 以下の例文の文章のキーワードはHTMLとW3Cです。それぞれの言葉にハイパーリンクを設定しなさい。ハイパーリンクのリンク先はそれぞれ

(1)「HTML」のリンク先 https://ja.wikipedia.org/wiki/HyperText_Markup_Language

(2)「W3C」のリンク先 https://www.w3.org/

とします。

例文

HTMLとは「HyperText Markup Language」の頭字語です。W3C(World Wide Web Consortium)によって標準化されています。

実行例

図1のように「HTML」をフォーカスして上記リンク(1)を設定します

image

「W3C」も同様にしてリンク(2)を設定します。出来上がった文章は以下のようになります。

リンク設定結果

リンクを設定した結果は以下のようになります。

HTMLとは「HyperText Markup Language」の頭字語です。W3C(World Wide Web Consortium)によって標準化されています。

記事の後半に参考文献リストを設定する場合

記事の終わりに文献リストを付け加える場合の手順を説明します。前項で説明した,文字列にリンクを設定する方法は記事を読んでいるときに手軽にリンク先を参照できますが,参考文献をリストして参照先を示しておくと,参考文献の著者,文献名などを記述できるので,ユーザーは情報の出典元を正確に特定でき,その情報の信頼性を客観的に判断することが可能になります。また,関連する先行研究をまとめて把握できるため,より深い探究を望む読者にとっての良質なガイドとしての役割も果たします。

文献リストの原則

文献リストの作り方と本文中での引用の原則を以下にあげます。

・文献リストの順番は,本文中で引用する順番にします。

・本文中での引用は角括弧([ ])で文献リストの番号を示します。丸括弧(”()”)でもかまいません。

・参考文献が出版されている書籍の場合

参考文献が出版されている書籍の場合の例(著者名,書名などは架空のものです)を以下に示します。英文の場合と日本語の場合についての例です。

[1]K. Suzuki, “Sensors for robots,” in Robotics, 5th ed. Tokyo syuppan, 2025, ch. 7, sect. 5, pp. 225–230.

(1)鈴木圭司, 「ロボットのセンサ」,ロボティクス,第5刊,東京出版,2025年,7章5項,pp. 225-230

この例では,「ロボティクス」という書籍の7章5項の中の225~230ページを参照しているということを示しています。どこを参照しているかをできるだけ詳しく書くと,読者が理論を追いやすく,また,記事の信憑性も高まります。上記のように複数ページを参照している場合は「pp. XXX-XXX」という形で書きます。1ページのみの場合は「p. XXX」と書きます。

ダブルクォーテーション(”, ”)あるいは鍵括弧(「」)で括られている文字列はその後に続く書籍の中の一部分であることを示しています。書籍を全体として参考文献としている場合,書籍のみの表示にして,章番号,項番号,ページは必要ないので表示しません。

・参考文献が論文の場合の例

参考文献が定期刊行されている学会などの論文誌に掲載された論文の場合の例を以下に示します。学会の発表資料集(Prceedings)も同様な

[2]J. K. Author, “Lidar for automobiles,” International Electronics Journal, vol. 95, no. 12, pp. 98-99, Dec., 2010.

(2)J. K. アーサー,「車両用Lider」,インターナショナルエレクトロニクス学会論文誌, vol. 95, no. 12, pp. 98-99, Dec., 2010.

vol. XXは巻を表し,通常1年間で1巻になります,noは1巻の中での順番で,ひと月ごとの発刊であれば,月の番号と一致します。

前項と同様に,ダブルクォーテーション(”, ”)あるいは鍵括弧(「」)で括られている文字列はその後に続く書籍の中の一部分であることを示しています。書籍を全体として参考文献としている場合,書籍のみの表示にして,章番号,項番号,ページは必要ないので表示しません。

・参考文献がウェブサイトの場合の例

以下はインターネット上で参照できる参考文献の例です。

[3]S. Okamomoo. “Sensor fusion.” sensor.com. Accessed: Oct. 1, 2015. [Online.] Available: http:www.sensor.com/

(3)岡本 信二,「センサーフュージョン」,sensorfusion.com,2015年10月1日,http:www.sensorfusion.com/index.html

本文中からの参照と参考文献リストの例

本文中から参考文献リストにある文献を参照する場合は,括弧で参考文献の番号を表示します。以下に本文と参考文献リストの例を示します。

参考文献リストの参照と参考文献リスト

(この文章は参考文献を本文から参照する場合の例文です。内容,固有名詞などはすべて架空のものです)

移動体のセンサ

移動体のセンサに使われるセンサとして主なものに電磁波レーダ,超音波レーダ,カメラセンサがある[1]。最近ではLidarセンサが普及している[2]。これらのセンサからのデータを統合して情報の正確さと信頼性を高めようとする技術がセンサフュージョンである[3]。

参考文献

[1]K. Suzuki, “Sensors for robots,” in Robotics, 5th ed. Tokyo syuppan, 2025, ch. 7, sect. 5, pp. 225–230.

鈴木圭司, 「ロボットのセンサ」,ロボティクス,第5刊,東京出版,2025年,7章5項,pp. 225-230

[2]J. K. Author, “Lidar for automobiles,” International Electronics Journal, vol. 95, no. 12, pp. 98-99, Dec., 2010.

J. K. アーサー,「車両用Lider」,インターナショナルエレクトロニクス学会論文誌, vol. 95, no. 12, pp. 98-99, Dec., 2010.

[3]S. Okamomoo. “Sensor fusion.” sensor.com. Accessed: Oct. 1, 2015. [Online.] Available: http:www.sensor.com/

岡本 信二,「センサーフュージョン」,sensorfusion.com,2015年10月1日,http:www.sensorfusion.com/index.html

文献リストは英語表記のみあるいは日本語表記のみでもかまいません。邦訳の場合は原著の出版社と違う出版社の場合がありますので,原著の行と続けて次の文献番号にします。上の例ではそれぞれ英文と日本語が同じ参考文献を指しているため,同じ文献番号の行に書いています。

まとめ

参考文献リストには,読者が理論やデータの出典にたどりつくことができる情報が揃っていればいいので,そのような情報が並んでいればよいのですが,一般的な順番とパンクチュエイション(句読点)が置かれていると読みやすく,内容が伝わりやすくなります。本稿では[1]を参考にしています。参考文献の種類によってより詳しい書き分け方は同サイトを参考にしてください。また,日本語の参考文献リストの書き方の例として電気学会の資料[2]を参考までにあげておきます。自分の専門分野が関係する学会の資料を確認すると役立ちます。書式にあまりこだわる必要はありませんが,わかりやすい確認参考文献リストになるようにこころがけて,よりよい記事にしてください。

本稿の参考文献

[1]IEEE Publication Operationshttps. “REFERENCE GUIDE.” IEEE. Accessed Jan. 1 2026. [Online] Available: https://docs.google.com/document/d/1j1L96U2NagwWI9MEVDNVKt9pXxRzTH7h3krI3Mb6wZE/edit?tab=t.0#heading=h.37m2jsg
[2]一般社団法人電気学会,「電気学会論文誌寄稿の手引き」,2026年1月20日,https://www.iee.jp/wp-content/uploads/honbu/32-doc-kenq/t-tebiki.pdf